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在宅人工呼吸器装着患者における災害時支援訓練の実施
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JPY
Abstract
神経難病を有し人工呼吸器を装着している患者の災害時個別支援計画の策定を行ってきており,今回は実際の災害を想定した避難訓練を実施した。サービス提供事業者および地元自治会など関係者の参加の下災害時支援訓練を実施し,安全な搬送方法を確認すること,さらに問題点や課題を要援護者支援計画へ反映することとした。実際の訓練では,訪問看護師をリーダーとして,人工呼吸器回路を外し,ベッドからリクライニング車椅子に移乗させ,近隣の避難所まで搬送した。車椅子の安全移動に2 人,患者の状態を観察し呼吸管理をする人に1 人,携帯用吸引器などをもつ人が1 人であり,最低4 人は必要であった。今回の訓練により,以下の点が重要であると判明した。 1.在宅療養の開始早期に,市町村が策定している災害時要援護者登録制度届の提出を勧奨する。 2.近隣者と普段からできるだけ交流をもつようにする。 3.定期的にサービス提供事業者による外出支援を行う。 4.訪問看護ステーションが医療機器装着患者の災害時支援について,チームリーダー的役割を担う。
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/content/article/0385-0684/37121/201