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救急外来受診後の翌日往診を経て診断に至ったクロイツフェルト・ヤコブ病の1 例
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JPY
Abstract
在宅高齢者の病態が変化した際に,介護の必要のため入院を要請されることは多い。しかしながら,病床数の限界や患者自身が急激な環境の変化に適応できなかったりすると,入院の適応ではあるものの当該医療機関以外の介護を中心とした医療施設への搬送や,在宅での経過観察を考慮せざるを得ないことも多い。このような対応は,原因疾患によっては重要な病態の変化やその原因疾患が見過ごされてしまい,病態の変化により介護必要度が増した在宅患者の病態の把握,加療が十分になされないままに,在宅高齢者医療が切り捨てられかねないと批判を受ける可能性をはらんでいる。今回われわれは,緊急往診を経てクロイツフェルト・ヤコブ病と確定診断した1 例を経験した。救急外来受診と緊急往診を密に連携させることにより,病態の正確な把握を通じた医療水準の維持が可能となり得る興味ある1例と考えられたので,若干の文献的考察を加えて報告する。
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/content/article/0385-0684/37121/204