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mFOLFOX6 による難治性の悪心・嘔吐に新規制吐剤アプレピタントが奏効したS 状結腸癌の1 例
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JPY
Abstract
患者は50 歳台,女性。S状結腸癌に対して高位前方切除術を施行した。病理病期がstageIIIb であったため,補助化学療法(mFOLFOX6)を開始した。標準的制吐療法を行ったが,4 コース目にgrade 3 の遅発性嘔吐が出現した。5-HT3受容体拮抗剤やデキサメサゾンの増量,メトクロプラミドやハロペリドールなどで制吐を試みたが,いずれも無効であった。抗癌剤を減量したが,5 コース目の途中で患者の希望により治療を中止した。6コース目から,予防制吐剤にアプレピタントを追加したところ,予定の12 コースを完遂するまで嘔吐はまったく認めず,grade 2以上の悪心も出現しなかった。
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