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GEM+S-1併用療法によってCR が得られた膵癌術後肝転移再発の1 例
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JPY
Abstract
症例は75 歳,男性。膵体尾部癌にて膵体尾部切除術後,gemcitabine(GEM)による補助療法を施行中,術後3 か月の腹部CT で多発性肝転移が出現した。GEM+S-1 併用療法に変更したところ7 か月後には腫瘍マーカーが正常化,肝転移巣が消失し,1 年1 か月にわたってCR の抗腫瘍効果を維持した。その後局所再発にて肝転移確認後より2 年1 か月で死亡した。GEM+S-1 併用療法の2 コース目にgrade 3 の好中球減少が出現したが,減量により継続的な投与が可能であった。GEM 単独療法不応の膵癌術後肝転移再発に対してGEM とS-1 との相乗効果によるGEM+S-1 併用療法の有効性が推察された。
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/content/article/0385-0684/38010/109