No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
乳癌—拡大治療から温存,縮小手術,そして非切除へ—
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
乳癌治療は集学的治療である。乳癌が局所から腋窩リンパ節を介して全身へ進展する局所病としてとらえたHalstedの治療コンセプトから,Fisherらの提唱するように比較的早期に全身に分布する微小転移のコントロールが予後を左右するという全身病としての治療コンセプトへと変化するなかで,外科治療は縮小化・低侵襲化が進んできた。また,近年では術前化学療法の導入により薬物療法による修飾を考慮した局所療法の調整が必要とされ,ますます集学的治療のなかでの外科治療の役割に対して理解が求められている。一方,局所再発と長期予後の関係が明らかになってくるなかで,改めて局所コンロトールの意義を見つめ直す必要もある。本稿では,近年の乳癌外科治療の変遷について述べた上で,現在の集学的治療における外科治療の役割について述べる。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/38020/173