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進行食道癌に対する初回Docetaxel/Cisplatin/5-FU 併用療法の有効性と安全性の検討
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JPY
Abstract
進行食道癌に対してdown staging を目的に初回治療としてdocetaxel(DOC)/ cisplatin(CDDP)/5-fluorouracil(5-FU)療法(DCF 療法)を施行した9 例を対象に有効性と安全性についてretrospectiveに検討を行った。DOC 75 mg/ m2(1 時間点滴静注,day 1),CDDP 75 mg/m2(2時間点滴静注,day 1),5-FU 750 mg/m2(24 時間点滴静注,day 1〜5)とし,4 週間を1 コースとして施行した。治療効果は主占居病変については9 例中CR 2 例(22.2%),PR 3 例(33.3%),NC 4 例(44.4%),奏効率55.6%であった。また,リンパ節病変に関しては9 例中CR 1 例(11.1%),PR 5 例(55.6%),NC 3 例(33.3%),奏効率66.7%であった。9 例中5 例で手術が行われた。有害事象として,grade 3 以上の好中球減少が77.8%,発熱性好中球減少症が55.6%,悪心/食欲不振が100%(grade 3 以上55.6%)に認められた。本研究により食道癌に対するDCF 療法の有効性が示唆された一方,安全性が懸念される。十分な安全対策を行った上で前向きな臨床試験によるDCF 療法の有効性および安全性の検討を行うことが急務であると考える。
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/content/article/0385-0684/38030/393