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外来診療での癌性疼痛に対する低用量フェンタニルパッチ(2.1 mg)を用いたオピオイド導入についての検討
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JPY
Abstract
背景:外来でのオピオイド導入は細かな用量変更や副作用対策ができないため困難な場合がある。このためより効果的かつ副作用が軽微で,コンプライアンスの高い導入方法が求められる。低用量のフェンタニルは他のオピオイドに比べて嘔気,便秘などの副作用が軽微であり,パッチ製剤であるゆえのコンプライアンス向上が期待できる可能性がある。方法:2008 年7 月〜2009 年12 月までに外来通院中に癌性疼痛を呈し,他剤のタイトレーションなしに直接フェンタニルパッチ「2.1 mg」を用いて外来でオピオイドを導入した36 例の安全性と鎮痛効果に関して検討した。結果:副作用に関しては便秘,嘔気,眠気,ふらつきをそれぞれ17 例(47%),6 例(17%),4 例(11%),3 例(8%)で認めた。呼吸抑制は全例で認めなかった。鎮痛効果に関しては,23 例(64%)の患者で1 週間後の疼痛改善が達成できた。結論:外来での低用量フェンタニルパッチ(2.1 mg)を用いたオピオイド導入の有用性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/38030/415