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JPY
Abstract
患者は64 歳,男性。2009 年3 月に多発性骨髄腫,IgG-k 型と診断した。外来でのMP 療法(melphalan 2 mg/day,prednisolone 10 mg/day)で効果がなく,5 月に汎血球減少が進行したため入院となりベルケイド療法1 コース(bortezomib 2.4 mg day 1, 4, 8, 11)投与後に下痢などの副作用が出現し,ベルケイド療法を中止し経過観察中に急変して死亡した。剖検では,末梢血より形質細胞様の腫瘍細胞が39%検出された。骨髄では形質細胞の著明な増加を認め,肝臓,腎臓などに細胞浸潤を認めたがその他の明らかな異常は認めなかった。急変2 日前の血液検査では検出されなかったため多発性骨髄腫の急性増悪による死亡と考えられ,非常に急激な劇症型多発性骨髄腫と考えられた。
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/content/article/0385-0684/38030/489