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中・下咽頭癌頸部リンパ節転移に対する化学放射線同時併用療法の効果
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JPY
Abstract
頸部リンパ節転移を有するなか,下咽頭癌(扁平上皮癌)に対しconcurrent chemoradiotherapy(CCRT)を行い,頸部リンパ節転移に対する効果について検討したので報告する。対象は2005 年1 月~2009年12 月までの5 年間に頸部リンパ節転移を有する中・下咽頭癌に対してCCRT を行った17 例である。結果として64.7%がCR となり,頸部郭清術の摘出標本からviable な癌細胞の残存を認めなかった症例を含めると82.4%がCR となっていた。planned neck dissection(PND)を行わなくても良好な結果が得られ,また再発例がないこと,CCRT 後の頸部郭清術で重篤な合併症が認められないことから,必ずしもPND は必要ないと考えられた。しかし,CCRT 後の頸部リンパ節の評価は困難であり,今後頸部リンパ節転移の残存の有無を確実に判定する検査法,検査の組み合わせの検討が望まれる。
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/content/article/0385-0684/38040/571