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外来がん化学療法施行患者における嘔気,嘔吐および食事量の実態調査
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JPY
Abstract
2010 年2 月1 日~12日の9 日間に,当院外来治療室で化学療法を受けた患者126 例に対して,嘔気,嘔吐および食事量のアンケートを実施したところ,66 例から回答が得られた。その結果,嘔気は急性期に11%,遅発期に35%と急性期に比べ遅発期に有意に多く認められた(p=0.0008)。嘔吐は急性期には認められず,遅発期に3%の患者で認められた。食事量については,急性期では「食事量が減った」が12%,「食べられなかった」が0%であったが,遅発期では各々26%,8%であり,遅発期に食事量が有意に減少した(p=0.0001)。現在,当院では化学療法剤の催吐性に応じてステロイド剤や5-HT3受容体拮抗剤による制吐療法を行っているが,その効果はまだ十分ではなく,特に遅発期に効果が期待できる薬剤の追加が今後必要と思われる。
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/content/article/0385-0684/38040/607