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胃癌術後S-1補助化学療法における治療継続性に関する検討
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JPY
Abstract
目的: ACTS-GC以降,StageII,III胃癌におけるS-1 を用いた術後補助化学療法は標準治療となった。今回,胃癌術後S-1 補助化学療法における治療継続性に関して検討した。対象・方法: 2007 年1 月〜2008 年12 月において当院でS-1 を用いた胃癌術後補助化学療法を施行した30 例を対象とし,S-1 の服薬状況や副作用について後向きに調査し,ACTS-GC の結果と比較検討した。結果:術後1 年間のS-1治療継続率がACTS-GCで65.8%であったのに対し,当院の症例では86.7%であった(p=0.0180)。また,治療完遂例において,実投与量と計画投与量の比(RP 値)が70%以上ある症例の割合はACTSGCでは81.2%,当院の症例では88.5%であった(p=0.354)。grade 3 以上の有害事象は当院の症例で白血球減少1 例(3.3%),好中球減少5 例(16.7%),食思低下2 例(6.7%)であった。結語: 当院におけるS-1 術後補助化学療法はACTSGCと比較して高い治療継続性が得られており,S-1術後補助化学療法は日常診療においても認容性が高いと考えられた。
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