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外来化学療法患者に対する副作用対策―パンフレットを活用した副作用の患者自己管理の推進―
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JPY
Abstract
外来化学療法患者に対する副作用対策の一つとして,当院外来化学療法センターの場所や診療の流れに関する案内,抗癌剤の副作用に関する解説とその対処法,非血液毒性に関する自己管理チェックシートで構成される患者向けパンフレットを2008年9 月に作成し,10 月に導入した。2009 年1 月〜2月の2 か月間に,外来化学療法患者120 名に無記名投函法にてアンケートを実施した。その結果,パンフレットの内容に関心を示さなかった患者は2%のみであり,副作用の解説とその対処法をはじめ,その内容に高い関心を示した患者がほとんどであった。また,performance status や非血液毒性の程度を患者自身によって記入してもらう自己管理チェックシートの記入率は90%と高かった。記入率を年齢別,性別に比較検討すると,年齢別では,70歳未満でも70歳以上でも90%であり,年齢による違いは認められなかったが(p=0.9334),性別に比較すると,男性は74%,女性は95%であり,女性のほうが有意に記入率が高い傾向にあった(p=0.0046)。
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