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JPY
Abstract
現在臨床の場で実施されているがん治療には, 1.手術療法, 2.化学療法, 3.放射線療法, 4.免疫療法, 5.緩和医療などがある。この各種治療法のうち,手術療法はもちろんのこと化学・放射線療法であっても生体侵襲を伴い,しかもがん組織と同時に健常組織に対しても少なからずの障害を与えてしまう。患者の真の安全と安楽を保障するためには,これら健常組織への侵襲をできる限り最小にとどめるだけでなく,障害を受けた健常組織の早期回復が要求される。組織回復の促進には各種栄養素の投与を含めた代謝・栄養サポートが必要である。すなわち,がん治療における栄養管理の役割には, 1.健常組織への侵襲の軽減, 2.障害された健常組織再生・回復の促進, 3.がん治療に伴う代謝異常の是正, 4.副作用に伴う栄養障害の改善, 5.栄養学的な免疫能の促進,そして 5.末期がん症例に対する栄養療法などがある。
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/content/article/0385-0684/38080/1235