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乳癌術後の鎖骨上リンパ節再発に対し化学療法後に外科的切除を施行することにより1 年半無再発生存が得られている1 例
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JPY
Abstract
症例は58 歳,女性。2004年10 月に当院で右乳房円状部分切除と腋窩リンパ節郭清術を施行。充実腺管癌,腋窩リンパ節は17 個転移あり。ホルモンレセプター陰性,HER2 過剰発現なし。術後FEC60 を6 回投与の後,残存乳房と右鎖骨上窩へ放射線照射を施行。2007年11 月に右鎖骨上腫瘤を自覚し,穿刺吸引細胞診を行った結果,腺癌であることが確認された。経口フッ化ピリミジン系抗癌剤を約半年間行い,遠隔再発の出現を認めなかったがリンパ節は変化がなかったため,2008年8 月に右鎖骨上リンパ節郭清術を施行した。以後無治療で再度経過観察しているが,再発兆候はない。鎖骨上リンパ節再発に対しては,あくまで局所制御が目的ではあるが,症例をよく検討すれば切除も考慮してよいと思われる。
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/content/article/0385-0684/38080/1345