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JPY
Abstract
放射線は今やわれわれの生活のなかで不可欠な存在になっている。しかし,その使い方や効果の現れ方によってはマイナスに作用することも広く知られた事実である。したがって,放射線を安全かつ安心して使うためには,放射線により得られる利益とともにリスクについても考える必要がある。放射線の人体影響は,臨床症状からみた分け方と,放射線防護の立場からの分け方がある。一般に100 mSv以上の線量域では線量効果関係が確認されているが,それ以下の低線量域での人体影響,特に発がんの可能性については,いまだに科学的エビデンスを巡って議論の多いところである。放射線と2 次がん発生の関係については,放射線治療後の長期生存者についての調査研究を通して,臓器別に線量効果関係のデータが得られている。
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