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分割DCS療法による術前化学療法にてPathological CR が得られた進行胃癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は69 歳,男性。胸やけを主訴に近医を受診し,胃角小弯後壁の3 型胃癌を指摘され当院紹介となった。上部消化管内視鏡では,深達度T4a(SE)の進行胃癌が疑われ,生検ではtub 2>por 1 であった。CT では小弯側リンパ節の腫大を認め転移陽性と診断した。審査腹腔鏡検査では,cP0,pCY0 であった。3 型胃癌,cT4aN1M0,StageIIIAと診断し,術前化学療法として分割DCS 療法を2 コース施行後,幽門側胃切除術,D2(+12p,13,14v)リンパ節郭清を施行した。病理組織学的所見では,原発巣,郭清リンパ節ともに癌組織の遺残はなく,pathological CR であった。術後は順調に経過し,第10 病日に退院した。現在外来にて,念のためS-1による術後補助化学療法を行い経過観察中である。
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/content/article/0385-0684/38100/1687