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大腸癌肝転移の肝切除・局所療法後における経口補助化学療法の検討
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JPY
Abstract
目的:大腸癌肝転移に対する肝切除・熱凝固療法後における補助化学療法として経口剤を用いた報告は少ないため安全性と有効性について検討を行う。対象: 2003〜2008年に当科および関連施設で大腸癌肝転移に対して肝切除/マイクロ波焼灼療法/ラジオ波焼灼療法を行った後,S-1もしくはUFT/UZEL を投与した20 例。結果:年齢は平均62.4 歳で同時性13 例,異時性7 例。S-1投与は16 例,UFT/UZEL 投与は4 例。再発は12 例(60%)。無病生存期間の中央値は17.6 か月,生存期間の中央値は47 か月。有害事象は14 例(70%)に認められたがgrade 3 以上の有害事象は好中球減少1 例(5%)であり,その他は下痢3 例,食欲低下3 例,口内炎2 例,血小板数低下2 例,肝障害1 例などすべてgrade 1/2 であった(重複あり)。再発によるレジメン変更は8 例,有害事象による中止は1 例,有害事象の程度は軽度だが希望による中止は3 例であり,再発による中止を除いた完遂率は66%であった。まとめ:肝転移に対する外科治療後の補助化学療法としてS-1・UFT 投与は安全に施行できた。
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/content/article/0385-0684/38110/1821