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Mohs’Paste による進行乳癌の局所コントロール
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JPY
Abstract
われわれは進行乳癌に対し,Mohs’paste により良好な局所コントロールを得た2 例を経験したので報告する。症例1は70 歳,女性。渗出液と悪臭を伴う右乳房巨大腫瘤を認めたが,遠隔転移は認められなかった。病理組織検査で浸潤性乳管癌と診断された。化学療法と同時に,乳房腫瘍をMohs’paste で固定して切除し,巨大乳房腫瘤は平坦化,乾燥したため根治手術を行えた。その後,対側腋窩リンパ節転移が出現したため,摘出して放射線療法を施行した。術後2 年経過したが新出病変を認めていない。症例2 は54 歳,女性。多量の渗出液と出血を伴う右乳房腫瘤を認めた。病理組織検査では浸潤性乳管癌と診断され,さらに肺転移と対側腋窩リンパ節転移が確認された。化学療法と平行して,乳房腫瘍をMohs’paste で固定し切除した。症状はほぼ消失し,腫瘍は平坦で乾燥していった。2 例の患者は良好なQOL を得ることができた。Mohs’paste により局所進行乳癌が制御される可能性が示された。
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/content/article/0385-0684/38120/2008