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JPY
Abstract
乳癌手術は縮小化が進められ,乳房温存手術(Bp)およびセンチネルリンパ節生検(SNB)が早期乳癌に対する標準的治療の一つになった。当科での局所麻酔下乳癌根治手術の成績を検討した。対象は,術前に針生検により乳癌の確定診断を得られた42 例。適応は術前診断として,限局型非浸潤性乳管癌(DCIS)あるいは浸潤癌では腫瘍径3 cm 以下とし,臨床的に腋窩リンパ節転移を認めないものとした。術式はBp+SNB とし,全例で局所麻酔による手術が可能であった。また,全身麻酔への移行例はなかった。センチネルリンパ節(SN)への転移は2 例に認められた。乳腺断端陽性は14 例(33.3%)であり,全身麻酔下におけるBp と同等の結果であった。また,後出血などの合併症はなかった。局所麻酔下におけるBp は低侵襲手術として有用な手技であることが示唆された。
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/content/article/0385-0684/38120/2017