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大腸癌肝転移に対して腹腔鏡下にラジオ波焼灼術を行った1 例
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JPY
Abstract
切除可能な大腸癌肝転移に対しては外科的切除が第一選択であるが,耐術不能例や手術拒否例に対しては,ラジオ波焼灼術(RFA)も選択肢となる。今回,大腸癌肝転移に対し腹腔鏡下にRFA を行った症例を経験したので報告する。症例: 74歳,女性。2009 年2 月,横行結腸癌,同時性多発肝転移に対し腹腔鏡下横行結腸切除術を施行。術後,UFT/LV 内服を行い肝転移の縮小を認めた。2 コース終了後患者の希望にて休薬としたが,肝転移増大を来し,手術を勧めたが拒否されたため,経皮的RFA にて治療を行った。さらに2 回の肝転移再発を認めたが,いずれも他臓器と近い病変であったため,腹腔鏡下にRFA を行った。最終RFA 後9 か月現在,肝転移は制御良好である。経皮的RFA が困難な病変に対して腹腔鏡下にRFA を行うことで,安全かつ効果的に治療を行うことができると考えられた。
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/content/article/0385-0684/38120/2289