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術前S-1 単独投与によりpCR が得られた進行胃癌の2 例
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JPY
Abstract
術前S-1 単独投与によりpCR が得られた進行胃癌の2 例を経験したので報告する。症例1: 67 歳,男性。主訴は食欲不振。精査にて胃MLU 領域に全周性の4 型腫瘍を認め,生検では低分化型腺癌であった。cT3N1M0,cStage III A の進行胃癌と診断し,S-1 120 mg/body/day を3 週間投与した後,胃全摘術(D2 郭清)を施行した。病理組織検査にて癌細胞の遺残なく,化学療法の効果判定はgrade 3 と診断された。症例2: 62 歳,男性。主訴は心窩部痛。精査にて噴門部に3 型腫瘍を認めた。生検では中分化型管状腺癌であった。cT4aN2M0,cStage III B の進行胃癌と診断し,S-1 120 mg/body/day を延べ6 週間投与した後,腫瘍の縮小を認め胃全摘術(D2 郭清)を施行した。病理組織検査にて癌細胞の遺残なく,化学療法の効果判定はgrade 3 と診断された。
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/content/article/0385-0684/38120/2339