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食道癌気管食道瘻に対しCover Stent 留置によりQOL の改善を認めた症例
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JPY
Abstract
症例は60 歳,男性。2009 年8 月下旬,近医より嗄声主訴にて当院耳鼻科紹介受診。頭頸部CT 検査において,上部(Ut 領域)食道の壁肥厚像と左鎖骨下リンパ節・縦隔リンパ節腫大を認めたため外科紹介となった。上部消化管内視鏡検査では,鼻孔より25~30 cm の胸部上部食道に左壁中心とした半周性の3 型進行癌を認め,squamous cell carcinoma の結果であった。FAP 療法2 コース施行するもPD であり,発熱・咳嗽が出現。胸部CT 検査において気管と食道との交通を認め食道癌気管食道瘻と診断し,放射線治療を60 Gy(2 Gy/1 回)施行した。放射線療法施行後,腫瘍は縮小するも約6 mm の瘻孔を認めたためcoverd type Ultraflex 食道ステントを挿入した。その後ステント留置後5 か月,永眠する直前まで固形物摂取可能であった。
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/content/article/0385-0684/38120/2408