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食道癌術後の難治性吻合部狭窄にトリアムシノロン局所注射が有効であった1 例
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JPY
Abstract
胸部食道癌術後の難治性吻合部狭窄に対して,内視鏡下トリアムシノロン局所注射が有効であった1 例を経験したので報告する。症例は50 歳台,男性。2006 年8 月に胸部食道癌(Mt,Type 3,cT3,cN1,M0,Stage III)に対して右開胸食道亜全摘,胸骨後胃管再建術を施行し,頸部食道胃管吻合には25 mm のcircular stapler を用いた。術後に吻合部縫合不全を発症したが,保存的に軽快した。難治性吻合部狭窄となり,吻合部拡張術(内視鏡下バルーンやブジー法)を繰り返し行ったが完治には至らなかった。2010 年10 月よりトリアムシノロン局所注射を4 週間ごとに施行すると,2011 年4 月の第5 回目には吻合部の開存を認め,以後再狭窄を認めていない。
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/content/article/0385-0684/38120/2414