No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
悪性食道狭窄に対しNiti-S TM 食道ステントを使用した3 例の検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
近年,悪性食道狭窄に対して,食道ステントの挿入が広く行われている。本稿では,操作性,挿入性ともに優れた新型食道ステントNiti-S TM を使用し,良好な結果を得た3 例を報告する。症例1: 肺門部肺癌とその縦隔リンパ節転移による胸部上部食道の壁外性狭窄に対して挿入。症例2: 胸部中部食道癌のNo.106recL リンパ節転移による気管の壁外性狭窄に対し気管ステントを挿入。その後,原発巣の狭窄に対して挿入。症例3: 胸部下部食道癌の放射線療法後の狭窄に対して挿入。本症例はステントが食道胃接合部(EGJ)を越えるため,ロングカバー付きステントを使用した。3 例とも,嚥下障害は直ちに改善した。本食道ステントは,従来挿入困難であった高度狭窄例でも挿入・留置が容易で,固定性も良好であった。今後の普及が期待される。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/38120/2417