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皮膚および右眼悪性リンパ腫化学療法後,胆嚢悪性リンパ腫の1 例
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JPY
Abstract
症例は65 歳,女性。悪性リンパ腫(T-cell,皮膚,右眼内)の診断で,2009 年6 月~12 月まで化学療法(THP-COP)を施行し,寛解状態となった。2010 年8 月に胆嚢腫瘍を指摘され,胆囊腫瘍の切除・生検を目的に当科入院となった。腹部超音波検査で胆囊体部に長径24×14 mm 大の辺縁等エコー,内部低エコーの腫瘍を認めた。深達度はSS 以深と考えられた。腹部CT にて胆囊体部に造影効果を有する腫瘍を認めた。肝床側では浸潤が疑われた。PET-CT では,胆囊体部にSUVmax8.5 の集積を認めた。MRI でも胆囊体部から底部にかけて長径33.5 mm の隆起性病変が認められ,胆囊床浸潤も疑われた。本症例に対して拡大胆囊摘出術を施行した。術中超音波にて粘膜下腫瘍であり,主成分は肝床対側に存在していた。病理診断はmalignant lymphoma,peripheral T-cell lymphoma であった。
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/content/article/0385-0684/38120/2442