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JPY
Abstract
ゲムシタビン注射製剤(GEM)の剤形変更を試みた,新剤形はDDS の概念に基づき,徐放性と標的指向性を付与するため,担体は70%脱アセチル化キチン(DAC-70)をベースとした。ことに胆道系臓器に指向性を増大させる目的で,肝,胆道系を介して体外に排出されるインドシアニングリーン(ICG)の特性を利用,担体の一部として使用した。今回は,GEMとICG のin vitro の放出動態,放出されたGEM の抗腫瘍効果を基礎的に調べ,ICG がGEM の担体として臨床的に利用できるかを検討した。新剤形はGEM,ICG いずれの薬物も徐放した。放出されたGEM は癌細胞増殖を抑制した。ICG には癌細胞増殖抑制能はみられなかった。今回の検討から,ICG をGEM の適切な担体とするためには,剤形デザインにさらに新規性を導入する必要があると考えられた。
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/content/article/0385-0684/38120/2445