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クラウド上のグループウェア・サイボウズLiveを用いた在宅医療における情報共有の試み
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JPY
Abstract
在宅医療では多職種,多事業所が患者にかかわるが,患者情報を適切に共有する際,従来のメディアは多くの問題を抱えていた。そこで,情報共有ツールとして,サイボウズLive というクラウドで稼動する無料のグループウェアを用いたところ,情報量は増えたにもかかわらず電話やファクシミリは激減し,情報共有には極めて有効であることがわかった。また,参加メンバーへのアンケートでも業務負担感は少なくなり,必要な情報が増えたと好評であった。その結果,以下のことがいえる。 1.患者情報を共有するだけで,人を支えることができる。 2.共有情報は患者データよりも患者や家族,かかわるスタッフの意識のほうがより重要である。 3.情報共有により,単なる連携からチームと呼べる一体感が生まれる。 4.情報共有により,かかわるスタッフには成長するチャンスが生まれる。 5.情報共有にはサイボウズLive のような適切なツールが必要である。
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