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超音波検査による確実なバルーン型胃瘻交換確認法―左肋骨弓下走査によるアプローチ―
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JPY
Abstract
胃瘻の普及により,交換時のカテーテル迷入や瘻孔損傷などによる事故の報告が増加している。このため,胃瘻交換後の確認を画像診断または内視鏡などを用いて行うことが推奨されている。しかし,在宅医療の現場でX線や内視鏡を用いた検査を施行することは困難である。今回,われわれは在宅での胃瘻交換において,超音波検査によるカテーテル確認法の有用性と問題点について検討した。胃瘻患者33 例のうち,在宅で胃瘻交換を行った6 例を対象とした。4 例のバルーン型胃瘻において明瞭に確認することができたが,1 例のバンパー型は不明瞭だった。材質,形状によりエコーでの見え方が異なるためと考えられた。左肋骨弓下走査は,左側腹部から肋骨弓下に沿ってプローブを走査することで脾臓から胃穹窿部,胃内腔と連続するlow echoic areaをエコーで追いながら胃瘻カテーテルを確認する。患者の状態や条件にもよるが,バルーン型胃瘻に対して超音波検査は有用と考えられた。
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