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JPY
Abstract
当薬局では,13 年間に69 名の患者に在宅患者訪問薬剤管理指導を行ってきた。home parenteral nutrition業務を開始後は終末期のがん患者にかかわる機会が増えた。在宅患者訪問薬剤管理指導は患者や地域医療チームに貢献するために他職種と連携を図り,医学的・薬学的見地に基づいて行ってきた。外来通院中のがん患者に対しては,疼痛日記や医療用麻薬説明書の配布および服薬指導マニュアルの作成により,導入前より適正な処方が増加してきており,一定の成果が上がったと考えている。しかし,保険薬局が在宅緩和医療にかかわる上で診療報酬や調剤報酬上の問題,低い調剤報酬による薬局経営の圧迫,医療用麻薬の不良在庫の多さ,および薬剤師に対する患者や地域医療チームの認識度の低さなど様々な問題が山積している。この問題を克服することにより,薬剤師が患者や地域医療チームにさらに貢献できると考える。
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/content/article/0385-0684/38121/56