No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
国内臨床試験におけるゲムシタビン塩酸塩(ジェムザール)の安全性プロファイル
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
ゲムシタビン塩酸塩の主要な副作用である骨髄抑制,間質性肺炎などのより詳細なプロファイルを明らかにするために,様々な癌腫を対象に日本イーライリリー株式会社が行った国内臨床試験結果の再解析を行った。骨髄抑制は28 日を1 サイクルとする単剤療法群で投与2〜3週後に,21 日を1 サイクルとするパクリタキセル,シスプラチン,またはドセタキセルとの併用療法では投与2 週後に顕著であった。投与サイクル数の増加に伴う骨髄抑制の悪化は明らかではなかった。薬剤との因果関係が否定できない間質性肺炎とされたのは,ゲムシタビン単剤療法群523 例中6 例,併用療法群233 例中5 例であった。うち5 例が1 サイクル目で診断を受けていたが,6 サイクル目で診断された症例もみられた。2 例が間質性肺炎が原因で死亡したが,このうち1 例は間質性肺疾患の既往があった。骨髄抑制は投与2〜3 週後に,間質性肺炎は全投与期間にわたり注意が必要と考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/38130/2607