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ペメトレキセド単剤レジメンの管理とメインテナンス―既治療非小細胞肺がんに対する初期治療経験より―
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JPY
Abstract
われわれは登録したレジメンを使用頻度,アドヒアランス,コンプライアンス,毒性,治療効果に着目して,メインテナンスを行うことを目標としている。今回ペメトレキセド(PEM)が進行・再発非小細胞肺がん(NSCLC)に適応拡大されたことを受け,二次以降の治療として,PEM単剤のレジメン登録を行い,その妥当性を検討するため,登録初期の連続した21 例の背景,投与状況,毒性について後方視的にデータを集積し解析をした。重篤な血液毒性は,grade 3 の好中球(白血球)減少が1 例のみで非血液毒性はgrade 1-2の悪心,ö怠感,皮疹,肝障害の頻度が高く,grade 3 の肺臓炎が1 例,低ナトリウム(低Na)血症が2 例認められた。非ステロイド性消炎鎮痛剤併用例(NSAIDs)で毒性が増強することはなかった。PEM はNSCLC の二次治療以降での使用において,忍容性はあるが非重篤な毒性で継続困難となることもあり,レジメンの支持療法の検討を行った結果,デキサメタゾンの投与日数の延長が必要と考えられた。
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