超高齢者(80歳以上)の進行・再発膵,胆道癌症例における化学療法の検討

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80 歳以上の超高齢者への化学療法の検討は少なく,GEMで化学療法を行った80 歳以上の進行・再発膵,胆道癌の10例を超高齢者群とし,79 歳以下を対照群として化学療法の有用性と安全性を検討した。結果:超高齢者群では効果あり2 例,変化なしまたは悪化7 例で奏効率22.2%,死亡までの期間12 か月であり,治療効果に対照群との差を認めなかった。化学療法施行理由は多発性肝転移が多く,治療期間は8.0か月と差がなかった。プロトコールに従ったdrug intensity(DI)と実際に行われたDI の比は両群間で差がなかったが,超高齢者群では初回から有意にfull dose を投与しておらず,逆に対照群では抗癌剤の減量が必要であった症例を多く認めた。副作用としてgrade 3 以上の食欲不振は有意に多く,ドロップアウト(50%)が超高齢者群で有意に多かった原因と考えられた。抗癌剤による死亡例はなかった。結論:超高齢者に対し,初回より減量などの適切な処置がなされた場合,抗癌剤は安全に使用可能でかつ有用であった。

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