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Second-LineとしてのS-1+Biweekly Paclitaxel療法により比較的長期の生存が得られた切除不能進行胃癌の1 例
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JPY
Abstract
今回われわれは,second-line としてのS-1+biweekly paclitaxel 療法により比較的長期の生存が得られた切除不能進行胃癌の1 例を経験したので文献的考察を加えて報告する。症例は59 歳,男性。胃角部後壁に3 型印環細胞癌を認め,手術を施行したが腹膜播種のため単開腹となった。術後S-1+CDDP 療法を開始したが2 コース終了後にGrade 2 の黄疸が出現したため,second-line としてS-1+biweekly paclitaxel 療法を開始した。重篤な有害事象もなく,およそ2 年1 か月間にわたり計14 コースが施行された。生存期間は初診時より2 年8 か月であった。本療法は腹膜播種患者に有効であり,有害事象も少なく患者QOLを保ちながら長期間継続可能であることより,今後second-line 以降の選択すべきレジメンの一つと考えられた。
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/content/article/0385-0684/39070/1131