No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
大腸癌治療におけるCetuximabの皮膚毒性による治療効果予測の検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
キメラ型抗EGFRモノクローナル抗体であるセツキシマブの治療効果はKRAS野生型において有効であると示されている。一方で,セツキシマブの治療効果予測において,その副作用である皮膚毒性が出現した症例に奏効例が多いことが報告されている。そこで,われわれは皮膚毒性と治療効果の関連につき,確認し得たKRAS変異の有無とのかかわりを踏まえて,当院の66症例を対象として検討した。結果,grade 2以上の皮膚毒性出現例のうち奏効率は53.1%であり,93.8%でSD以上の効果が得られ,皮膚毒性出現例では統計学上有意に成績が向上することが示された。また,KRAS変異が陰性かつ皮膚毒性grade 2以上の症例は20例あり,奏効率は70.0%であった。皮膚毒性は2週間程度で評価できることから,短期間での奏効例抽出に有用であると示唆された。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/39080/1221