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乳癌化学療法による脱毛後の再発毛に関するアンケート調査結果
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JPY
Abstract
化学療法による脱毛は高頻度に認める副作用であるが,これまでに具体的なデータは示されていなかった。当科で過去に化学療法(主にFEC+taxane)を施行した乳癌患者85 名を対象に,脱毛とその後の再発毛に関してアンケート調査を実施した。化学療法により,終了後も持続的な髪質の変化(くせ毛,量,太さ)を半数以上の患者で認めた。また,化学療法を終了し2 年以上経過してもかつらを外せない患者が存在することが判明した。かつらを外せなくなる明らかな予測因子は認められず,今後も症例を集めて検討し,患者に化学療法による脱毛に関して具体的な情報を提供するべきである。現時点では効果的な予防法はないため,患者のQOL の低下を防ぐために医療側のサポートを充実させるべきである。
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