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The Pharmacokinetics and Long-Term Therapeutic Effects ofGefitinib in Patients with Lung Adenocarcinoma Harboringthe Epidermal Growth Factor Receptor(EGFR)Mutation
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JPY
Abstract
背景: EGFR 遺伝子変異を有する肺腺癌症例における長期的抗腫瘍効果と薬物動態との関係については検討されていない。方法: EGFR 遺伝子変異を有する肺腺癌15 症例に対してゲフィチニブ250 mg を連日投与した。ゲフィチニブの投与開始日には投与直前,投与後1,4,6,8,24 時間後の血中濃度をHPLC-MS法にて測定し,最高血中濃度(Cmax)および薬物血中濃度-時間曲線下面積(AUC 0-24)を求め,最良効果,無増悪生存期間(PFS),全生存期間(OS)との関連性についてレトロスペクティブに解析した。結果:ゲフィチニブのCmax はPR 症例において278 ng/mL と,SD 症例の588 ng/mLよりも有意に低値であった(p<0.05)。しかしながら,ゲフィチニブのCmaxはPFS の期間との有意な相関はみられなかった。一方で,ゲフィチニブのAUC 0-24は生存期間と逆相関を認めた(r=−0.545,p<0.05)。結論: EGFR 遺伝子変異を有する肺腺癌症例では,長期的な抗腫瘍効果を考えた場合,ゲフィチニブのより高い血中濃度は必ずしも必要ではない可能性が示唆された。
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