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Efficacy of Docetaxel in Patients with Paclitaxel-Resistant Advanced Gastric Cancer
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JPY
Abstract
他複数の癌腫においてパクリタキセルとドセタキセルの交叉耐性は不完全といわれているが,胃癌においての検討はない。われわれは,パクリタキセル不応の進行再発胃癌におけるドセタキセル単剤療法(50〜60 mg/m2,3 週毎)の有効性と安全性をレトロスペクティブに調査した。対象となった21 例は,全例で2 レジメン以上の前治療を受けていた。測定可能病変を有する12 例において,奏効率は8.3%(1例),病勢安定率は33.3%であった。無再発生存期間(PFS)は中央値2.6か月,全生存期間は中央値6.7 か月であった。ドセタキセルのPFS と前治療のパクリタキセルのPFS との関連は認めず,また,ドセタキセルのPFS とタキサン無治療期間(TFI)の関連も認めなかった(スピアマンの相関係数r=−0.14 およびr=−0.02)。副作用としてGrade 3/4 の好中球減少症8 例(38%),Grade 3 の発熱性好中球減少症1 例(4.8%)を認めた。パクリタキセル不応の進行再発胃癌におけるドセタキセル療法は,少数ながら効果の認められる症例が存在したものの,前治療のパクリタキセルの効果やTFI との関連は認められなかった。
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