食道癌肝転移に対して動注化学療法を含む集学的治療を行った1 例

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症例は60 歳,男性。胸部食道癌に対して,食道亜全摘,胃管による再建を行った。術後10 か月のCT 検査で多発肝転移を認めた。全身化学療法は,副作用により本人の希望にて短期間で中止となった。その後,肝転移の増大に対し,肝動注化学療法を行った。5-FU+CDDP のレジメンで肝転移は縮小し,特に有害事象なく約2 年間PR を維持した。肝動脈の閉塞により動注化学療法を中止するとともに肝転移の増大傾向がみられたため,50 Gy の放射線治療を行った。その後も肝転移の増大傾向があり,手術(肝右葉切除)を行った。本例では,集学的治療により食道切除後5 年,肝転移判明後4年2か月の生存が得られた。肝転移単独であれば,肝動注療法は集学的治療の一つの選択肢として考慮し得る。

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