No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
BCG(日本株)膀胱内注入療法後に発症した萎縮膀胱の検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
BCG(日本株)膀胱内注入療法後に発症した萎縮膀胱について検討した。対象はイムノブラダー®膀注用の発売後1997年3 月〜2010 年6 月までに集積した副作用症例のうち,臨床的または病理学的に萎縮膀胱と確定できた20 例である。萎縮膀胱の発症はBCG 膀注5 回以上投与例に多かった。BCG 膀注による重度な膀胱刺激症状の繰り返しが萎縮膀胱を引き起こす要因の一つと考えられた。萎縮膀胱の発症や膀胱全摘を要するまでに進展することを防ぐためには,BCG 膀注回数が多くなり重度な膀胱刺激症状が長期間持続して膀胱容量の極度な減少がみられる症例に対してはBCG 膀注を中止し,早期に抗結核剤やステロイド剤の投与の検討が必要と考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/39110/1681