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VCAP-AMP-VECP 療法を施行した胃に病変を有する成人T 細胞白血病リンパ腫の2 例
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JPY
Abstract
症例1 は74 歳,男性。左季肋部痛,左季肋部腫瘤を主訴とし,上部消化管内視鏡検査にて胃に潰瘍性病変が認められ,組織検査にて成人T 細胞白血病リンパ腫の診断となった。画像検査や骨髄検査上,明らかな他の病変は認められなかった。VCAP-AMP-VECP 療法を行ったが,腫瘍崩壊症候群による多臓器不全により死亡した。症例2 は68 歳,男性。腹部膨満感,腹痛を主訴とし,上部消化管内視鏡にて胃に粘膜不整があり,生検にて胃の悪性リンパ腫の診断となった。胃全摘出術を行い,摘出胃標本にて成人T 細胞白血病リンパ腫の診断となった。VCAP-AMP-VECP療法を行ったが,多発骨転移,病的骨折を来し,進行性であった。胃に主病変を有する成人T細胞白血病はまれであり,適切な診断による症例の蓄積と標準的な治療法の確立が望まれる。
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/content/article/0385-0684/39110/1743