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胃癌術後の体重減少の検討─ 手術単独群とS─1 補助化学療法群の比較─
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JPY
Abstract
背景: 胃癌術後の体重減少は,術後の患者の栄養状態や生活の質に関連する重要な指標であるが,未だ十分な検討はされていない。対象と方法: 2002 年3 月~2010 年3 月までに当院で根治的手術を施行したStage II/III 胃癌163 例を対象とした。手術単独群(A 群)と術後補助化学療法施行群(B 群)の2 群に分け,両者を比較検討した。結果: A 群81 例,B 群が82 例であった。背景因子は,A 群の年齢中央値67 歳,B 群の年齢中央値64 歳。術式は,A 群の幽門側胃切除(DG)39 例/胃全摘(TG)42 例,B 群のDG 36 例/TG 46 例。その他,背景因子に差はなかった。A 群の1/3/6 か月後の体重変化は93.1/92.9/94.9%,一方で,B 群の1/3/6 か月後の体重変化は92.9/90.4/91.9%であった。結論: 胃癌術後の体重減少率は,補助化学療法施行群で有意に大きかった。これらの症例に対する術後栄養療法の必要性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/39120/1794