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乳腺葉状腫瘍に対する内視鏡補助下手術の有用性について
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JPY
Abstract
乳腺葉状腫瘍は良性病変,中間病変,悪性病変に分類される。悪性葉状腫瘍の頻度は低く,整容性と十分なマージンを確保することを両立することが重要となる。針生検で葉状腫瘍と診断され,過去10 年間に手術を施行し,胸筋温存乳房切除を行わず,手術を施行できた38 症例を対象とした。通常の腫瘤摘出術(n=33)と内視鏡補助下腫瘍摘出術(n=5)を行った症例について,切除マージンと整容性の検討を行った。全例が病理組織学的に切除断端は陰性であった。切除マージンは腫瘍下面方向が内視鏡補助下群で有意に低かったが,他は両群間に差を認めなかった。整容性も両群間で差を認めなかったが,切開創は有意に内視鏡補助下群が小さかった。乳輪切開法による内視鏡補助下葉状腫瘍摘出術は,切除マージン,整容性ともに従来法と遜色なく,切開創が小さくてすむため,有用な方法であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/39120/2024