大腸癌肝転移・腹膜播種に対して集学的治療を行い長期生存中の1 例

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新規抗癌剤が使用できる現在においても,肝・腹膜転移を伴う大腸癌の治療方針は確立されていない。今回,新規抗癌剤と複数回の手術によって長期生存を得ている高度進行大腸癌の1 例を経験したので報告する。症例は69 歳,男性。後腹膜に浸潤するRS 癌,同時性肝転移(H2)・腹膜播種(P2)に対し,Hartmann 手術,腹膜播種切除を施行した。原発巣の切除断端は癌細胞陽性であった。術後にmFOLFOX6 を14 回施行した。新病変の出現はなく肝転移がPR となったため,肝部分切除術を施行した。肝切除後にmFOLFOX6 を6 回追加投与した。その後PET─CT 検査にて肝S4 に異常集積を認めたため,mFOLFOX6 を8 回施行したところ,異常集積は消失した。初回手術から2 年7 か月後,肝S3 に転移を認めたため,肝外側区域切除術を施行した。原発巣手術後4 年7 か月,無再発生存中である。

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