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StageⅣ胃癌に対するConversion Therapy
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JPY
Abstract
背景と目的:化学療法が奏効したために治癒切除をめざし外科的介入を試みたStageⅣ胃癌症例の治療成績を解析し,その意義と問題点を検討した。対象と方法: 2002 年9 月〜2011 年5 月までに,化学療法後に外科conversion を試みた30 例を後方視的に検討した。結果:化学療法施行理由は広範囲の多臓器浸潤が16 例,M1(LYM)が13 例,腹膜播種が8 例などであった。化学療法のレジメンはS-1+cisplatinが22 例で最も多かった。R0切除は20 例(67%)に達成できたが,10 例で開腹時に非治癒因子が確認され,うち8 例は非切除となった。切除例の41%に術後合併症が発生したが治療関連死はなかった。R0 症例の生存期間の中央値(MST)は1,409日,R1/2 症例・非切除例のMSTは783 日であった(p=0.0017)。結語:化学療法後の胃切除は,R0 切除が可能な場合にのみ施行するべきである。しかしR0切除率は70%に満たないため,審査腹腔鏡にて根治性を評価することが必須である。
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/content/article/0385-0684/39130/2469