No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
S-1+Low-Dose CDDP 療法にて組織学的CR となり根治切除が可能となった肝転移合併進行胃癌の1 例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
症例は70歳,女性。2010 年5 月,心窩部痛が出現し近医を受診した。精査の結果,胃癌の肝転移と診断され当科に紹介された。上部消化管内視鏡検査で前庭部に2 型の腫瘍を認め,CT 検査では肝S6 に37 mm の単発腫瘍を認めた。S-1+low-dose CDDP 療法を開始し,計10 コース施行した。CTで肝S6 の腫瘍は5 mm に縮小し,2011 年1 月,幽門側胃切除,D2郭清,肝S6 部分切除を施行した。病理結果は胃,リンパ節,肝に腫瘍細胞の残存を認めず,組織学的効果判定はGrade3 であった。術後経過は良好で第12 病日に退院した。外来でS-1 単独補助療法を再開し,術後1 年1か月の現在まで再発所見はない。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/40010/91