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JPY
Abstract
目的: 進行再発大腸癌に対する化学療法では,中心静脈ポート(CV ポート)を長期に使用することが多い。本研究は上腕CV ポートの長期成績と留置後の合併症について検討し,より安全で長期使用に耐える留置手技を確立することを目的とした。方法:上腕よりCV ポートを留置した90 例を対象としてretrospective に検討を行った。結果:留置時の合併症はなかったが,長期使用中の合併症を20 例(22.2%)に認めた。内訳は感染10 例,閉塞7 例,血栓4 例,疼痛1 例(重複あり)。観察期間の中央値は160(30〜1,167)日であった。合併症に関連する因子を解析すると,カテーテル先端が気管分岐部より頭側にある群が,尾側にある群に比べ有意に合併症発生率が高かった。結論: 上腕CVポートは安全に留置可能であるが,カテーテル先端を気管分岐部よりも尾側にすることで合併症を減少させることができる可能性がある。
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/content/article/0385-0684/40030/331