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メスナの投与方法変更によりイホスファミドが起因した排尿障害を回避できた1 症例
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JPY
Abstract
症例は39 歳,女性。2011年9 月から再発子宮頸癌に対して,イホスファミド(IFM)+シスプラチン(CDDP)療法(IFM 5,000 mg/m2点滴静注24 時間,CDDP 50 mg/m2点滴静注1 時間)を施行した。IFMの出血性膀胱炎予防として,メスナ1 日3 回1 回3,200 mg/bodyを30 分かけて点滴静注で投与した。day 2 夜から残尿感が出現し,day 3 から排尿後に痛み(尿路痛: Grade 1 CTCAE v4.0)を感じるようになった。両症状はday 6 まで持続した。2 コース目からはメスナの投与方法をIFMと同様の24 時間持続投与に変更したところ,前コースでみられた残尿感,排尿時の疼痛はまったく出現せず,患者のQOL を低下させることなく治療を継続することが可能となった。本症例ではメスナの投与方法を変更することにより,IFM の代謝物アクロレインとメスナの結合能が高くなり,その結果としてIFM による排尿障害の出現を回避することができたと考える。
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/content/article/0385-0684/40030/413