塩化ストロンチウムによって癌性疼痛が軽減し帰宅できた肺癌患者の1 例

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塩化ストロンチウム(89Sr)は多発性骨転移の癌性疼痛緩和に使用する放射線性医薬品である。症例は64 歳,男性。肺癌に対して右上葉切除および第6 肋骨切除術を施行された。大細胞癌,pT3N0M0,stage ⅡB であった。3 か月後に局所再発し放射線療法と化学療法を施行した。10 か月後には骨転移による激しい左腸骨部疼痛のため麻薬鎮痛薬で治療するも起居困難となった。長期入院となり14 か月後に89Srを投与。投与1 週間後に疼痛はほぼ消失。2 週間後にモルヒネ点滴終了とフェンタニル貼付剤を減量し食事を開始。3 週間後にリハビリ開始。89Sr投与2 か月後に自宅へ退院することができた。有害事象として2 か月後をピークにgrade 2 の白血球減少,好中球減少,血小板減少を認めた。

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