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発熱性好中球減少症時のG-CSF製剤投与法―使用の際のヒント―
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JPY
Abstract
がん化学療法に伴う発熱性好中球減少症(febrile neutropenia: FN)は重篤感染症を引き起こすリスク因子であり,抗がん剤の最大耐用量(maximum tolerated dose: MTD)の決定にも重要な因子となる。また,FN により抗がん剤減量や治療間隔を延長せざるを得ない場合も生じる。それらを防ぐために,G-CSF製剤を投与することは大切である。現在,G-CSF製剤にはフィルグラスチム,レノグラスチム,ナルトグラスチムの3 種類があり,これらG-CSF製剤の特性を把握して使用すべきである。高度骨髄抑制を発症するレジメンでは,初回から予防投与が必要である。その他のレジメンでは,初回がん化学療法において好中球数の推移や感染徴候をきめ細かく観察し,必要に応じてG-CSF 製剤を使用し,次回以降における予防投与について検討する。
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