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進行再発乳癌に対する低用量Albumin-Bound Paclitaxelの使用経験
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JPY
Abstract
Abraxane(ABX)はCA012 試験にて有用性が示され,承認されたpaclitaxel(PTX)製剤である。従来に比べ高用量を投与できるため高い効果が期待できる。しかし,多くの化学療法の治療歴がある患者に対し260 mg/m2では,副作用のコントロールに難渋する例もみられる。今回われわれは,ABX を進行再発乳癌に対して低用量(180〜220 mg/m2)で投与した8 例を経験した。奏効率は62.5%でありGrade 3 以上の有害事象は好中球減少の2 例のみであった。PTX の投与歴のある患者においても50%と高い奏効率を示した。転移性乳癌に対する治療は,効果とともに認容性が高い治療法が望まれる。低用量ABX 投与は副作用を軽減でき,PTX の前治療歴があっても効果が認められた。今後治療のオプションとして十分に考慮できる使用方法であると考えられた。
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